![]()
第5回
| 土田与七郎 由利本荘市議会議員 矢島町元町 矢島フォーラム会員 |
| 矢島中高連携校構想とその進展状況 | ||
矢島中学校はこれまで建築年数、体力度調査からしても危険校舎であるとの結果から、一日も早い建設が切望されておりました。そうした状況下、平成12年1月「矢島中建設検討委員会」が発足し、県立大学の小川淳二教授を委員長として協議を重ね、平成15年3月「改築の基本的な考え方」について、答申がなされております。 また、同時期に矢島高校の老齢化に伴う校舎改築と高校存続についての機運が高まりを見せ、少子化、過疎化に対応した地域連携の構想が浮上したのであります。相互の教育機能を保ちつつ、地域連携型の複合教育を推進する拠点として「複合教育構想」が策定され、県教委においても県立高校の統合整備計画(案)の中で小規模校の将来構想として、小坂高校とともに、矢島高校は中、高の新しい型での連携校として検討を始めるとし、由利本荘地区内陸部の高等教育を保障する上で、矢島高校を存続させることが必要であると発表になったのであります。 合併後、由利本荘市に引き継がれて期成同盟会が発足し、早期実現のため要望陳情活動を活発に展開してきたところでありました。 こうした経緯か、ら平成18年度に設計委託費、土地造成費、用地購入費などが予算計上され、いよいよスタートしたわけであります。昨年11月には約8ヘクタールの用地取得案件も議会で認められ、現在土地造成の準備が進められております。19、20年度に建設が進められ、平成21年4月に開校の予定となっております。 この構想については、小規模校の方向性として、また地域教育の在り方として大きな関心と注目が寄せられているところでありますが、ハード面よりソフト面の連携をどうするかという課題もあります。 一部の施設の共用のほか、教職員間の相互交流による専門的指導、連携による多様な教育課程の編成、地域の資源や特性および人材を活用した教育の取り組みなどが考えられますが、市と県の教育委員会で充分に詰める必要があるものと思います。 それにも増して成功のために必要なのは、地域と住民の全面的な協力と支援であり、そのことが不可欠であります。 いずれにしても、中、高とも人間性豊かでたくましい生徒の育成が最終目標でありますので、その点を見失わず、取り組んでいきたいと考えております。 参考: 秋田県高等学校総合整備計画 *ご意見やご感想をおまちします。 |